山口さん夫妻の場合

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「バイアグラを通販で購入して、100ミリグラムを半分に切って使いました。どうなるのかなと思って一粒飲んでみたんです。使った後は、なんともないじゃないかって、

2人で言ってたんだけど、40分ぐらいしたら熱くなってきてね。『何かちょっとおかしいよとか、言ってるうちに、自分の意識に反して勃起してきちゃって。『あれぇ?ピノキオみたいだ』って」二人して、大笑いしちゃったのよね」

都内で会社を経営する山口さんはインタビューを始めた途端に笑い出しました。とても明るい感じの方です。紺の高級スーツにグリーン系のネクタイをした山口さんは喋り方も軽やかで、見るからに頭の回転の良さそうな男性。

また、ショートヘアーで目鼻立ちのはっきりした奥さんは思わず見とれてしまうほど美しく、お似合いの夫婦で、2人はとても仲がいいんだそう。

 

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「バイアグラを通販で買ったので、夕食後の午後10時ごろ、飲むことにしたんですね。心臓に良くないとか、体に良くないとか、耳にしてたし、僕も不整脈を持ってたから、不安はあったんです。でも、びっくりしたよね。

僕の知り合いが、バイアグラを飲んで7時問ぐらい勃ちっ放しで、『こんなんじゃ外も歩けない』って言ってましたけど、本当だったんです。」「バーンと風船が膨らんだみたいで、あと少しで破裂するんじゃないかと思うくらいになったんです。

『このままじゃ外も歩けないし、朝や昼間飲んだら大変だよ。もし夜でも急に出かけなきゃいけなくなったりしたら、困っちゃうね。なんて言って、アレを見ながら大笑いですよ」

 

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もともとセックスに関しては2人とも淡白なほうで、結婚7年になるのですが、2人が前にセックスをしたのは約1年前なんだと言います。神経質な山口さんは、問題が起こるたびにすぐに体にきてしまい、痩せてしまったりするそう。

「悩みがあると下半身のほうまで神経がいかなくて、てインポ的な症状になっちゃうんだよね。だからセックスするのもめんどくさいって感じになるんです。1回すると、当分しなくなっちゃうんです。だけどバイアグラ飲んだときは1回セックスを終えても、明け方までずっと勃ちっ放しだったんです。いつもより張っているカンジがして、びっくりするよね。意識に反してずっと勃ってるんだもん」

 

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「そのあと2人でサスベンスドラマを見たのね。それでもまだ治まらなくって。『まだこんなになってるよ』『やっぱり治まらないよ』って、主人がアレを叩いてね。そういうことをすること自体が、おもしろかったんですよね」

するとご主人が「叩けるなんてこと、滅多にないからね(笑)おもちゃみたいで、変だったけど、ホントおもしろかったよね?『戻れ戻れ』って意識的にやっても、戻らないわけですから。笑っちゃいましたもん、自分で自分のを見て」

「勃起しないって悩んでる人が使うのには最高よね」と、統いて奥さんがオレンジ色の口唇の間から、きれいな歯を見せると「うん、治療薬だし、効果はあるから絶対いいと思う」と子供のように、元気な声で山口さんが応えていました。

2人の会話はアップテンポでポンポンと飛び交っており、普段もこの調子なのだと、山口さんが微笑んでいました。

 

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「もとからウチは楽しいほうなんです。子供がいないから、僕も彼女もウチでは子供になっちゃうんですね。僕の仕事が終わって、帰ってくると、それからはずっと一緒。ご飯食べた後は、2人でゲームをやったり、テレビ見たり、トランプやったり。」

「バイアグラも楽しんで使ったっていう感じよね。次も飲んで、おもしろおかしく遊んでみる?」すかさず奥さんが、大きな瞳をいたずらっぽく動かし、笑っています。

「久しぶりだったからね。一つの良いきっかけになったのかもしれないね。でもバイアグラを飲んでまで回数を増やして、(セックス)するという必要はないと僕は思うよ」山口さんが、奥さんに確認するように言うと「そうよね。まだ薬はね、回数が少なくても、自発的にセックスできるんだから」

 

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友達のような夫婦関係になってしまうと、セックスレスになりやすいとよく言いますよね。2人にとってセックスとはどのような意味を持っているのでしょうか?「夫婦にセックスは必要ですね」「セックスあったときと、なかったときでは、お互いの顔色も違うし元気も違いますよね。

いつも『おはよう』って言っているのが『おはようっ!!』って明るい言い方に変わったり、精神的にも安心するから、無いときよりは明るいムードになると思いますよ。コミュニケーションをとるには(セックスは)最高のものだと思うんですね」

しかしご夫婦には、過去1年間ほどセックスがなかったそうで、これは山口さんの仕事上の精神的な負担が、大きな原因なのでしょうか。

 

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「そのときは自分でも悩みましたね。『どうしようか?なんでだろ?』って。それを妻に言うのも怖いですし、だからセックスに結びつく話をあえて避けるんですね。いざセックスしようと思っても、小さいままじゃ嫌でしょ?大丈夫っていう自身がないから始められないんですよ。

けれどセックスができると、そのあとは2人とも一皮剥けたように明るくなるし。もっと接近できた感覚に絶対になれるんですよね。だから私たちも前はそうだったんだけど、セックスレスになっている夫婦が、バイアグラをきっかけに仲良くなるのはアリだと思いますよ」

 

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だから今2人はとてもいい状態なのだと、私は思いましたね。2人の間には、笑みが絶えす、奥さんの顔も美しく艷やかであるのも、バイアグラがきっかけで、セックスを十分に楽しんだから、よい良いものになったのではと思いました。ばいあぐらを試した翌朝は会話が弾んだんですよ。僕、朝勃ちなんて、ほぼ100パーセントなかったんですけど、あの朝はテントを張ってたんです。

『おい!』『あ、珍しい!』なんて会話をしながら、アレを2人で叩いてたんです。恋人同士のころって、いろんな話をしますよね。夫婦になってしまうと、話題もなんか型にはまってきてしまう。だからああいう突拍子もないことが起こると、会話がどんどん弾んで、楽しくなっていくんです」

 

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山口さんは目を細めながら、本川にうれしそうな表情で、笑いました。山口さんは「ずっとセックスできないこと」を気にしていたのかもしれませんね。「僕達は、バイアグラを飲んでセックスを満喫したんじゃなくて、7割方はお笑いだったよね。

終わってからが、1番おもしろかった。いつまで経っても風船みたいに膨らんだままっていうのがね(笑)でも良かったですよ、男に戻れて。まだ元気があるっていうことが確認できましたから。僕たちの年代なら、1ヶ月に1回はばいあぐらを服用してもいいんじゃないかと思いますよ」

バイアグラはまだ半分残っているそうなので、私が「山口さんはばいあぐらの残りを飲んで、またセックスするんでしょうか?」と尋ねると、山口さんはこう応えました。「ないとは言えないですよね、なんかばいあぐらを使ってみておもしろかったんですもん。

 

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2人の会話の中で『そういえば、こういう面白いことあったよね』『じゃあ飲んでみる?』って会話が出たらまた飲むと思います。落ち込んでいるときなんかに、楽しくなるために『たまには飲んでみようか?』って雰囲気で飲むものじゃないかなって思うんです」

「でも、男にとってはバイアグラとかのED治療の薬ってすごく必要な薬だと思いますよ。もし僕が将来何かの拍子で、本当にインポになった場合、男として絶対に必要な薬だと思いますし」将来2人は「いいおじいちゃんとおばあちゃんだね」と周りから言われるような、年の取り方をしたいと話をしているんだそう。

 

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「私、70〜80歳くらいまでは、たとえ1年に1回でもいいからセックスがあった方がいいと思うんですよ。男と女ってー般的にはあって自然だと思うから。バイアグラは夫婦の間で違った方向の話題作りができるし、家庭で使ってもらいたい薬だと思うんです。

皆よく、外で飲んでセックスしたがるけど、外ですればするほど、家庭では冷めるというものです。外でだったらしないほうがいいんじゃないかなと、私は思うんです」

奥さんがはっきり言うと、山口さんがそれを受けてこう続けました。「しないほうがいいんじゃなくて、それなら別れちゃったほうがいいよ。それじゃあ、何のために夫婦でいるか判らないもん」

 

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そう言うと2人はお互いの顔を見入ってから、声を出して笑いました。その笑顔からは山口さんが、とてもナイーブな方であるとは想像がつきませんでした。おそらく、今回のバイアグラ体験が、二人にポジティブな影響を与えたということなのでしょう。

たとえこの先、バイアグラを使わなくても「いざとなれば、バイアグラがあるんだ」という後盾にも似た気持ちだけで、2人は楽しい生活を送っていけるのではないかと私は思いました。お二人にはいつまでも、笑顯と会話の絶えない夫婦でいてほしいですね。とても明るく洗練された、素敵なご夫婦でした。