藤田夫妻の場合

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「バイアグラを飲んだら、30分ぐらいで体が火照ってきたんです。で、さらに10分ぐらいしたら、勃起したんですよ。10年ぶりですよ。思わず『ああ、いいなぁ』って声に出して言っちゃいました。うれしくて心臓が大口開いた気分でね。10年前から諦めてたのに、20代みたいに蘇ったんですから」

地方の都市に在住で会社役員をしている藤田さんは、小さな目を垂らして笑いながら、バイアグラの初体験談を本当にうれしそうに語りました。嬉しそうなのも無理はなく。藤田さんは、49歳のころからまったく勃起しなくなっていたのです。

「でも私たち、セックスがなくても、ずっと仲いいんです。私も夜はお店を午前2時までやってたし、子どもの世話もしなきゃいけないしで、すれ違いがずっと続いてたのね。自然と回数が減って、主人もセックスが出来なくなっていったという感じかしら」

 

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お店を経営する奥さんはそうハッキリとした口調で言いました。2人が結婚したのは31年前。20代のころは、週に2、3回セックスをしていた2人でしたが、30代で10日に1回、40代で月1回になってしまったそうです。ついに49歳で、藤田さんができなくなってしまったのですが、12年近くの間はセックスをしないことを当たリ前として、暮らしてきたといいます。

ところが、去年の10月に、藤田さんがバイアグラの100ミリグラム錠を通販で買って以来、月2回のセックスライフが返り咲きました。嬉しさからさかんに口をムズムズさせる藤田さんに、私はそのときのことを詳しく話してもらいました。

 

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「興味があったんで、やってみようと思って、バイアグラを通販で買ってみたんですよ。それで『半分にしたほうがいい』って通販のサイトで書かれてた通りに半分にしてね。子供がウチにいない日曜日の朝10時ごろに飲んだんですよ。ところが、家内がその直後に買い物に出かけちゃってね。30分で帰ってきてくれたから、ちょうど良かったけど、それまではイライラ・ドキドキしましたよ(笑)」

「帰ってきたら、主人がニコニコ・ソワソワしてて、下着姿のままで私の前をウロウロするんですよ(笑)おかしいなぁって思っていたら、『バイアグラを30分前に飲んだから、早くやらないと終わっちゃう。もう時間がない』って」藤田さんは、自分の寝室にあわてて奥さんを連れて行ったそうです。

 

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すれ違い生活のため、2人は、若いころから寝るときは別々の部屋で寝ていて、奥さんが藤田さんの寝室に入って見たものは、きちっと敷かれた布団と、きれいに並べられた枕だったそう。2人は、さっそく始めることにしたと言います。

「私、主人が『バイアグラを飲んだ』と聞いても、効くわけないって半信半疑だったんです。でも見たら、もうずいぶん長いこと見てなかったから、忘れちゃってたんだけど、多分、20代みたいに元気になったものだから『わぁ、すごい!バイアグラってホントに効くんだぁ』ってびっくりしました」

「それはもう、やっぱりね。男はうれしいですよ。60過ぎた男にとって、勃つって本当にすばらしいことなんですね。『あぁ、これが噂のバイアグラか』って感激しました。1回セックスしかしませんでしたけど、長い時間勃起しててね。2回まで行ける自信はありましたよ。やっぱりED治療薬だけあると思いました。すばらしい薬ですよ」

 

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藤田さんは、大きく太い声を上げて自信たっぷりに言いました。本当に嬉しかったのか、藤田さんの小さな目はどんどん垂れていっていました。
そんな夫を眺める奥さんの眼差しは、とても優しかったです。「私はね、淡白なんです。セックスが出来なくても、あまりこだわらなかったんですね。もう年だからしょうがないねーって」

「でもね、バイアグラを飲んで元気になったときの主人の嬉しそうな顔を見たら、こっちも嬉しくて。12年ぶりでも、スンナリとできたんですよ。主人が嬉しければ、やっぱり私も嬉しいでしょ?そういう気持ちが強かったですね」「久しぶりに家内とセックスできて、やっぱり夫婦だなって実感しましたよ。愛情がもっと強くなりましたね。

 

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欧米では60歳以上になっても、夫婦で寄り添っていていいですよね。60歳になっても、70歳になっても、やはりセックスは必要だと思うんです。男は60になっても、70になってセックスしたいと思いますしね。老いても、夫婦仲良くしたいんですよ。」

このバイアグラセックスに成功して以来は2人とも、より優しくなって、お互いをもっと思いやるようになったといいます。会話する機会も、笑うことも増えたのだそう。だから、藤田さんは2週間後に子どものいない昼間に残りを飲むことにしたといいます。

「またソワソワ、ニコニコしてるから、判るんですよ。『飲むんだなー』って。私、意地悪だから『ちょっと買い物行ってくるから、待っててね』って出ちゃうの(笑)そうすると、帰りの時聞を逆算して飲んだみたいで、帰ってくるなり、また『早くしないと、終わっちゃう』って(笑)よっぽど、嬉しかったんでしようね」

 

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49歳で勃たなくなってから、2人は、何慶か勃たせようと、技やマインドコントロールなどで努力をしたそうです。けれども、どうしても藤田さんの下半身は、望むように変化はしませんでした。「挑戦してはダメってなるたびに『ああ、年だなぁって、ガックリしましたよね。

男って、年をとるとこんなもんかと、55歳をすぎたあたりから、20代や30代が恋しくなってね。『青春よ、蘇れ』って心の中で叫んでいましたよ。でもまさか、バイアグラのような薬が出来て発売されるとは、夢にも思ってませんでしたから」

 

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バイアグラのおかげで「25歳ごろの青春時代に戻った」藤田さんは、12年ぶりに愛する奥さんを抱くことが出来たのです。それ以来2人は、2週間に1回の割合でバイアグラを使ってのセックスを続けているそう。30代のころは10日に1回だったのだから、60代にしてはちょっと多すぎるぐらいではないんでしょうか?と私が尋ねると「なんか、12年間のブランクの返しがきたみたいですよね、諦めていただけにね。

ほんとに、すばらしい気分です。やっぱり男としては勃つということと、妻を抱けるということが、本当に大切なことなんです。仕事も順調で、家庭も上手くいってるし、セックスのほうもバイアグラのおかげで蘇ることができたし。今は生活にとても満足してるんですね。あとは老後を家内と楽し暮らせればと…。今はそれだけですね」

 

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藤田さんは一言一言、噛みしめるように言いました。バイアグラによって藤田さんは、いろいろたくさんのものを得たようですね。では、奥さんはどうなのだろう?と思い、私が尋ねると奥さんは笑いながらゆっくりとこう語りました。「10年以上セックスが無くって、お互い空気みたいな存在になってたんです。それでも不満はなかったし、自然だと思ってたんですよね。

でも12年ぶりにしてみたら空気みたいな存在以上になれたんですよ。『ああ、やっぱり年いってもこれが本来の夫婦なんだな』って、主人のうれしそうな顯を見ながら、そう思いましたよね。セックスが無くてもあっても、どちらでもいいと思ってたけど、やっぱりあればいいものなのねって。年を取っても、あったほうがいいなと今は思えるようになりましたからね」

 

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奥さんからは、愛情により心も体も満たされているという、大人の女性の穏やかさが感じられました。30年連れ添っても夫が、妻とセックスすることを少年のように、はしゃいで喜び、妻を抱くことが、男としての責任や愛と感じているとは、なんてステキことでしょう。

まるで外国映画の夫婦みたいですよね。藤田さんのうれしさを隠しきれない顔を見ていると、どんなに夫婦の間でセックスが大切なのかが、解る気がしてきます

バイアグラという薬は、こういう夫婦が使うのがもっとも似つかわしいような気が、私にはしてきました。先日、藤田さんはバイアグラを切らしてしまったといいます。そのとき、薬を入れていたビニール袋にはわずかに2つに割ったときの粉が残っていたのを試しに飲んでみたのだそう。

すると、50ミリグラム分を飲んだときと同じように効果があったとご夫婦が語っています。

 

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2人はこれからあとどれくらいセックスを続けていくのでしょうか?「あと5年。と言いたいですが、家内が怒ると思うんですよ。

「まだやるの!?」って。だから、あと2〜3年でしようね」「あと2〜3年です」と、奥さんが言ってから、愛しそうに旦那さんを見て笑っていました。

その後2人は、どうなったのだろうかと思い、最初のインタビューから5ヶ月後に私は再び藤田さんに話を聞いてみました。すると藤田さんは、前と変わらず、ニコニコしながら、その後のバイアグラ生活を話してくれました。

「あのあとも、ずっとバイアグラを統けてたんですけどね。ここ3ヶ月近くは血圧がちょっと高くって、治療してるんです。だから、先生が『バイアグラは、ちょっと控えなさい』ってね。しょうがないですよね」

 

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それでも、バイアグラによって返り咲いた月2回のセックスライフは続いているといいます。ばいあぐらを飲まないで、月2回もできるとは凄いですね。その様子を尋ねてみると「まぁ元気ないですね。でも朝は少しだけ勃起するんですよ。

今までそんなこともなかったのにね。だから、そのときを利用するわけです。朝、元気だと判ると彼女の部屋に『お邪魔します』って行くわけです。家内も『ああ、すばらしいわね』って褒めてくれます。ばいあぐらは凄いなあって思いましたよね」

藤田さんは得意そうに言って歯を剥き出しにして笑っていました。バイアグラによって明るい性格に戻ったみたいですね。しかし朝以外のときはほとんど元気がないといいます。そんなとき藤田さんは、どうするのでしょうか?バイアグラを知る前までは12年間まったくないものとして生活してきたようですが。「じっと我慢ですよ。

 

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この間も、普通のときにしようとしたんですが、どうしてもダメだったんです。女房は、『まあ、しようがないわね。年には勝てないね』って、笑っていましたけどね」そう言うと藤田さんは顔じゅうをくしゃくしゃにしながらまた笑いました。

以前だったら奥さんは、こうして笑ってすませてはくれなかったかもしれません。バイアグラは藤田夫婦を大きく変えたといえそうです。

「本当に家内が変わりましたよね。まず、私を見る目が変わりました。女性も、男性自身が勃起することをすばらしいと思っているんでしょう。だから、僕を男として、尊重して見てくれるようになりました。それから、優しくなりましたよ。

 

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血圧が早く下がってバイアグラをまた飲めるようになるために、食事療法にー生懸命協力してくれてるんです。

病気のことを言ったら、『いいですよ。やりましょう』って、科理の仕方を変えてくれましてね。セックスがなくなってからというもの、今まではそういう協力をしてくれなかったんです。冷たかったんですね。会話少なかったしね」

さかのぼること10年間、2人には、夫婦らしい会話が途絶えていたといいます。ところが、バイアグラセックスをして以来、奥さんが藤田さんに話しかけることも多くなり、これまではいつもー人で出かけていた彼女が、「お父さん、今日はどこへ行きましょうか?」と誘うようになったのだそうです。

 

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「今は、僕の第二の青春、真っ只中なんですよ」藤田さんは、自信を持って言ってから、相好を崩しました。

「家内が本当に幸せそうな顔を僕に向けるようになりましてね。(寝るときだって)今までは夏でも冬でもパジャマで、どこのおばさんかと思うようなワンパターンの色気のない下着を平気でつけてたんです。

ところが、今は色気のある下着をつけてくれるようになりましてね。バイアグラのおかげで、2人はこれほどエンジョイしているんです。もうバイアグラに感謝ですよ」

 

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そして、藤田さん自身もかなり変わったそうで、勃たなくなってからというもの、ただ仕事に逃げていたという藤田さんでしたが、ばいあぐらによって、奥さんとのセックスライフを再開させた結果。仕事に前向きな意欲を持って取り組めるようになったのだそうです。

セックスが出来ると、力も大志も仕事に対して湧いてくるんですよ。『女房のために頑張ろう』すごく思うようになりましたよね。やっぱり、勃っって男のロマンなんです。いくら仕事に打ち込んでいても、勃たないと今ひとつバリバリ頑張ろうという意欲や自信が湧いてこないものなんです。淋しいですよ若い女の子と付き合っている、同年代の男性とかを見てるとね」

 

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少しでも早く、せめて月1錠でもいいから、バイアグラを飲めるようになりたいと、藤田さんは今、高血圧に関する本を読み漁り、お酒もタバコも控えているんだそう。また、体力回復をはかって朝のジョギングも欠かせないとのこと。どれもこれも、すべて奥さんとセックスしたいがためであるといえます

「すべてがバイアグラのおかげとは思いません。でも、バイアグラが、第二の青春への第一歩を作ってくれたことは確かです。

もしいまだにバイアグラがなかったら離婚して、別々の道へ進んでいたかもしれないですね。そう考えると、バイアグラは難しい状況の夫婦にとって本当に救いの神様だと思えてくるんですよね。だから最近ラブラブなんです」

 

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バイアグラが再び飲めるようになったら、ピースサインをして妻を自分の部屋に招き寄せたいと言って、全身を揺さぶって笑う藤田さん。満たされたその表情は、すごく自然で、小さな目には優しさが溢れていました。

バイアグラで、離婚寸前の夫婦が、ラブラブになってしまうなんて、改めて、セックスの重要さを思い知った感じがしますね。

バイアグラは、日本では主に男性が、外の女性とするために飲んでいることが多いでしょうが、こういった夫婦たちのためにもバイアグラやシアリス・レビトラといったED治療薬があるのだと、私は藤田さんの嬉しそうな顔を見ていて確信しました。