星さんの場合

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「新人の女の子が入ったんで、店が終わったあとにミーティングを兼ねて、一緒に割烹みたいな店にご飯を食べに行ったんです。女房が妊娠中だったし、急に彼女を口説きたくなりましてね。ちょうどばいあぐらを通販で手にしたところだったし、『バイアグラを初めて飲んでみようと思ってるんだけど、試してみないか?』って誘ってみたんです」

地方の都市ででクラブやスナックなど、飲食店を経営している青年秦家である星さんが、インターネットの通販で100ミリグラムのバイアグラを手に入れたのは、去年の3月末のこと。

普段70人ほどいる店の女の子にはー切手をつけないという星さんだが、バイアグラを手に入れたのと、OLで週に3回だけアルバイトにくるようになった彼女がかわいかったことから、つい口説く気になってしまったのだといいます。

色白で、ぱっちりした目の可愛い彼女さんが、ニコニコしながらそのときのことを振り返ってくれました。「最初は『試してみないか?』って聞いたとき、すごいびっくりしたんですね。

 

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私、実はカレシがいるんですけど、バイアグラって言うから、好奇心もあっていいかなと思って。今まで同年代としか付き合ったことなかったんですけど、30代の男のってなんかステキな魅力がありそうじゃないですか」星さんはこの日はお酒も控えめにし、1時聞後の効力を期待して午前1時半に店を出る直前にバイアグラを飲んだといいます。

「彼が水で飲むのを眺めているとき、『どんな風に変化するのかな?』って楽しみでした」二人はそのままホテルに直行し、部屋に入ると、すぐに始めたのだそう。「僕の場合はベッドに入ると、いきなり変化がガーンと現れたんです。すごい。血液が全部、そこにあるって感じなんですよ。

 

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もう勃ち方が普段と全然違うんですね。いつもだと、仕事疲れもあって中に入れてる間に、萎んでしまったりするんですよ。だから早くイッてしまおうと努力したりするんですが、そういうのがまったくない。絶えず攻撃的にできるし、もっともっとしたくなる。2人して夢中で熱くなりましたね」

「私、そのときに初めてイッたんです。これまではたとえ私が満足する前に終わってしまったとしても、彼さえ満足すれば、『私はすべてOK』みたいなエッチをしてきたんですね。私、そんなに満足できるエッチしたことなかったんです」彼女さんが、薄化粧の顔を紅潮させながら恥ずかしがることもなく嬉しそうに言いました。

 

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そんな彼女さんを見やるたびに、星さんは類を赤らめ恥ずかしそうに目尻に皺を寄せます。彼女さんは、周りの目を気にしながらも興奮気味の声で、先を続けます。「彼としたのは、そのときが初めてですけど、なんか熟いんですよ。それで入ってくると、中も熱くなるんです。

なんか、すごいやらしいんですね。激しいし、もう腰がえぐれるって感じ。初めてイッたときは全身の力が抜けて、『ああ、ほんとのエッチってこういうのだったんだ』って感激しちゃったくらい、すっごい良かったんです」

彼女さんは、『すっごい良かった』を強調して言ってから、屈託なく笑いました。すぐに星さんが、それを受けて甘い低い声で話し始ます。「ちょっと言い方がエッチなんですけど、彼女、『グターン』ってなって一瞬意識を失ったんですよ。

『ああ、なるほど。これがバイアグラか』って思いましたね。それに僕のイキ方も、普段と違うんですね。普段は疲れているから、いつもコンドームの中で、ドロドロ風。あのときはすごい勢いで出ましたよ。それで、またすぐにピュッと持ち上がって…」

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普段は、1回のみで、けっして2回することなく、すぐに背を向けて、しばらく眠ってしまうという星さん。けれども、そのときは違っていました。

30分ほど1回戦を熱中して、セックスをしたあと、20分ほど2人してじゃれあい、それからまた2回戟に及んだといいます。結局午前6時にホテルを出るまでの約3時間半セックスし続けていたことになります。

「私はいつも、1回しかしないんですね、でもこれなら、何回やっていいもいいって思ったんです。こういうセックスがあるんだって、すごい満足しました」それから2人は、ほぼ毎週、金曜日の深夜にホテルへ行くようになったのだそう。バイアグラを飲まなかった金曜日は、数えるほどしかないないそうです。

3回目から星さんは、バイアグラの量をコントロールすることを覚えたそうです。『バイアグラは、半分に切って飲んでもいい』ということを聞いてから、星さんは100ミリグラムをカッターナイフで切って、1ミリグラムにして飲むようになりました。

 

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「半分にしても、100ミリグラムと何も変わりはないんですよ。やはり20畿前ぐらいのころのように勃起しますし。若いときは、我慢ができなくて、すぐイッちゃうけど、我慢ができて、若いときみたいな感じになれるんですね。自分で見ても大きいし、固いし。なにしろ彼女の感じ方が全然違うんです。もうシーツが、べチャッとなって…」

「だって彼が飲んだときはパワーが違うというか、突かれるたびにお腹にグッとくるんです。私も自分であそこがすごいピクピクしてるのが判るんですね。体が震えてるっていうか、痺れてるみたいな感じで。ダーッとしたまま、力が入らないんです。

彼のおかげで、飲まなくてもイケるようになったけど、イキ方が全然違うんです。飲まないときは、クライマックスでもまだ抑えがきく状態なのかもしれないです」

 

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そんな2人はお互いに2人の関係のことを、「僕の中ではセックスだけの関係。あとは完璧に上司と部下の関係」「割り切った関係。彼には家庭が、私にはカレがいるし、干渉し合わないバイアグラだけの関係」と言っていますが、実は最近そうではなくなってきたようです。

2人には、それぞれの身にいろいろな問題が起こってきたそうで、まず星さんは、夏に子供が生まれると、奥さんと前のように月数回セックスをしなくてはいけなくなるのだそう。結婚7年目になるのですが、日曜日になると妻が期待した素振りを見せるというのだそう。

そのたびに星さんは、セックスを課せられるといいます。バイアグラが手に入った今、星さんは奥さんのときも飲むようになるのでしょうか?

 

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「自分の中で気持ちをグーッと高めて、足をピンとして、無理して『イッてしまえ』ってのをしなくてよくなるから、使いたいことは使いたいんですけど、そしたらバイアグラを手放せなくなっちゃうと思うんです。

それに、あまり家庭内で奔放なことはしたくないですしね。

仕事終わって、午前3時すぎに帰ってきて待ってられるのを見ると、「うーん…」って思いますもん」黒系のスーツに同系色のネクタイをした星さんはおしゃれで、生活臭をあまり感じません。

家庭にいる素顔の星さんはバイアグラを飲んでセックスするときの星さんとは違う。

そんな気がしてきました。星さんは煮え切らない笑いを浮かべながら、遠慮がちにこう続けました。

「バイアグラを飲まないと僕はダメかもしれませんね。ただの人というか、物になってしまう。飲まないでやると、なんとなく彼女に対して申しわけないみたいな物足りなさがあるんです。

最近、飲まないとイケないっていうのが、どんどん強くなってきてね」

 

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そしてインタビューの前夜に星さんはバイアグラを飲まずに試してみたそうです。「なんで、飲まなかったのかなと思って…」と、彼女さんはいささか不満そうに口を尖らせてこう言います。

「バイアグラを飲まないでお酒飲んでるときって、むちゃくちゃだらけてて、ドヨーンとしてるよね」星さんは、顔を赤らめて、笑いながら目を私から逸らせました。

「疲れてるなとか、判るんですよ。だから、してても『もう嫌なんじゃないかな?』とか、『早く終わっちゃいたいんだろうなー』とか気をつかっちゃうんです。だけど、体が求めちゃうんですよね。彼に対しては、彼氏とは得られないエッチをと思ってますね」