松下さんの場合

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「50ミリグラムを飲んでから、テレビを見て、風呂も入って1時間近くしたら、なんとなく、あそこがドーンとしてきたんです。重たいような、なんか詰まったような。やっぱ、ちょっと違うなあと…」
松下さんは低い声で緊張ぎみに語りはじめました。

松下さんの職業はお寺の住職さん。松下さんの彼女は外国の方で、奥さんが働いていた外国人専門クラブに、客としてやってきたのが松下さんだったそうです。それから6年間途切れることなくつきあいは続いているようです。

 

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彼女さんは、ビザの関係で、日本と自国を行ったり来たりしているんですが、松下さんは、わざわざ国外まで彼女さんに会いにいくほどのアツアツぶり。小柄でショートへアの彼女さんは、ぷっくりした丸顔で、目がパッチリしていて、とても可愛らしい女性でした。

松下さんがバイアグラとシアリスをインターネットの通販で購入したのは、今から3〜4月前のこと。すぐに試してみなかったのは、「使う必要があまりないし、将来癖になったら困る」という理由からだったんだそう。それでも、好奇心はおさえられず、松下さんは、飲んでみることにしたようです。

 

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彼女さんも、ニコニコして「バイアグラの事、通販で知ってたから、やってみたかったよ。大きくなると思ってたら、やっぱり前より固いし、大きくなったね。腫れてるみたいよー」
彼女さんが、はにかんだ表情で、けれども上手な日本諾でバイアグラの感想を言うと、すぐに松下さんの顔がまっ赤に変わっていました。

「自分では、そんなに変わってたとは思わなかったんですね。普段も元気だから変わってないと。それで彼女に聞いてみたんです。そしたらスゴク大きい!」と言うもので、「そんなに大きいかなぁ〜と思って。もう1回自分で触ったり、眺めたりしてみたんですよ」松下さんは、冒頭で言ったことを忘れたかのように、普段が元気であるということを強調していました(笑)

 

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バイアグラを使う必要のある男だと、思われたくなかったからかもしれませんね。しかし、彼女さんは、普段と違っていたことを主張していました。「バイアグラ飲んだほうが、いいカンジするよ。薬飲むとやっぱり違うね。先が当たるでしょ。奥まで入ってるカンジするし。いつもの1.5倍あるでしよ。バイアグラは飲んだほうがいいよ。たくさん感じるから」

彼女さんが、あっけらかんと言って、「フフフフ」と笑うと、松下さんが慌てて、「僕が感じてるのと全然違うんですよね。僕は、いつもと変わらない大きさで…」再び、普段の元気の良さを強調し、額の汗を拭った松下さんを盗み見し、彼女さんが、「続けて2回したのは初めてね。1回、終わってもすぐ元気になるから、またしたの。今までは、次の朝1回するけど、続けてじゃなかったね」

 

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すると松下さんが、「そうだったっけなあ…。」と、横を向いてうそぶいたので、私が、「いつも続けて2回のほうがいいですか?」と尋ねると、彼女さんは、黙って大きく頷いたので、松下さんも、私も爆笑してしまいました(笑)「そうやったんか〜かなわんなあ」と語る松下さんの顔が、耳までまっ赤になっていたのが印象的でしたね。

「そういえばですね」松下さんが、汗を拭きながら、ようやく観念したような表情でしゃべり始めました。
「1回日が終わったあとに、彼女が『気持ちいい』って言ったんです。彼女が、口で言ったのは、初めてだったから、『ああ、ええんやろなー』、と思ったってことを思い出しました。2回目には、『ちょっとキツイとか、頭が当たる』みたいなことを言ってた気がしますね。でも、僕の中では、いつもと変わってないんですけどね(笑)」

 

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松下さんは、あくまでも、「いつもの大きさ」にこだわっていたようですが、「また、バイアグラ飲まなくっちゃ」と彼女さんは、サラリと言って、笑っていました。

彼女の国では「男性がセックスに強い」ということは、女性にとって、どういう意味や価値のあることなのだろうか気になったので、私が尋ねてみると「セックス、大切ね」と、彼女さんは、声のトーンを上げてすぐに言ってました。

「私たちの国では、そうです。(セックスが)できないと言うとやっぱりそれだけで、別れることあるね。セックスは、愛情の表現。セックス減ったら愛情も滅るのは、違うと思うけど、たくさんセックスしたほうがいいね。それは愛情になるし」

 

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「困りましたね。私は、年齢的な問題があるから(笑)」
松下さんが私のほうをうかがい見て、小さな声で救いを求めるように言っていました。やっぱり、どこか
で自分の精力に不満を感じていたのかもしれませんね。彼女さんが、それほど、バイアグラを使ってのセックスを気に入っ
ていたとは、思ってもいなかったようです。松下さんがかなり彼女さんに惚れていることは確かなようですね。

「彼女の若さに合わせて、自分のぺース以上に頑張らなきゃいけないっていうのがあるんですよね。若ければ1日何回とか、毎日でもしたいだけしてましたが、今はちょっと無理っていうか、そこまではしたくないですよね。物足りないと、彼女が思ってるかどうかは、判りませんけど…」

 

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「今のセックス、スゴイね!でも、バイアグラ飲むのは時々あったほうがいい。月に1回かな、うーん…やっぱり月に3回!ほんとは、会うたびがいい!!」彼女さんは、含み笑いをしながら、松下さんを横目で見ていました。素直で、子供のように無邪気に迫る様に松下さんも「困ったなあ〜。やっぱりバイアグラなかったらあかんかな(笑)」と困りながらも嬉しく喋っていました。

「もっと使ったほうがいい?」と生真面日に尋ねる松下さんに「うん。飲んだほうがいい」と、彼女さんがこのときとばかりに笑って言いました。実は、彼女さんは口に出して松下さんに言えなかったようですが、少しセックスに不満があったみたいですね。

 

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「ヘンな物を覚えさせちゃったかなあ。美味しい物を食べると、それよりマズイ物、食べられなくなるでしよ?粗食に附え続けてもらうつもりだったのに。彼女は『気持ちいい』と、セックス中に言って以来、今日まで何も、バイアグラのことは言ってなかったんですよ」こうなったら「また使わなあかんのかなあ。いや困ったなあ…(笑)」

松下さんは、取材中ということも忘れて独り言を漏らし続けたり、首を傾げたり、彼女さんの顔を見たり、を操り返していました。バイアグラセックスによって、嬉しい悩みが増えてしまった松下さんですが、彼女さん自身は、あの夜以来、何か変化は訪れたのだろうかと思い尋ねてみると「もっと好きになった。いっぱい好きになったね」と彼女さんは、即答してました。

 

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隣で困った顔をしながらも、少しだけ自慢げな様子を見せた松下さんに対して、私はちょっとからかってやりたくなって「結婚したいくらい好きですか?」と彼女さんに尋ねてみると、彼女さんは急にそわそわし始め、松下さんと私の顔を交互に見ながら「結婚したい」と、冷静に言って笑いました。

「バイアグラ、えらいこっちゃなあ」と小さい声でつぶやく松下さん。けれども彼女さんが続けて「離れられなくなっちゃう」と甘えた声を出すと、横を向いたままの松下さんの顔に恥ずかしうな笑みが広がっていきました。なんだかんだ言っても、彼女さんに、やっぱり惚れてるのでしょうね。お似合いのカップルだと思います。

 

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しかし、松下さんは、一寺を預かる住職。彼女さんのことでは、すぐ正直に感情を表に出してしまうようだが、お経を上げていたり、お勤めをしているときなど彼女の裸が、ちらつくことはないのでしょうかと尋ねると「全然」と松下さんは、ちょっと背筋を伸ばして、真面目な口調で言っていました。

「着る物によって気持ちも態度も変わってくるんですよ。あの格好をしたら、不思議と「私」という言葉遣いになるし、仕事に専念できるんですよね」

しかし、すぐに視線を泳がせ、廻りを気にしながら、「とは言いつつも、それは僕も人間ですから、お経を上げながら、雑念が入ることも、彼女のことが頭を掠めることもありますけどね(笑)」と言って肩をすくめたので、彼女さんと私は、同時に笑ってしまいました。

やっぱり、バイアグラセックスで彼女さんが「気持ちいい」と初めて言ったあと、お経を上げながら、彼女さんの体が頭に浮かんできたことがあったかなと思い、私がそれを尋ねると、「そこまで考えたら、地獄へ堕ちるよなあ。彼女のことが、時々、浮かぶたびにこんなことしてたら、罰が当たるかもって気がしますからね、えらいこっちゃなあ〜(笑)」

 

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松下さんは、まっ赤になって、そう言いながら、頭を掻くと「仕事してる服、かっこいい」と、子供のように笑っている彼女さんを幸せそうに見つめながら「あんまり自分では、飲んだときも違いがあるとは思えないんですねぇ。そんなに違うのかなと思いながらも、彼女からあんなに言われれば、またバイアグラを通販で買って、努力するしかないですよね。」

それから数カ月後に私は「その後のバイアグラの使い方」が知りたくなって、松下さんに再会。彼女さんは、自国に帰っている最中でした。松下さんは顔を赤く染めて照れ笑いをしながら「いやぁ、彼女がインタビューでああいうふうに言ったのって、初めてでしたからね。彼女は今まで決して口に出して言ったことがなかったんですよ。」

 

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「あの日、帰りの車の中で『本当にそうなの?』って確認したら、『うん』って言うんですよね。自分としては、飲んでも飲まなくても、同じと思ってたんですけど、自分で思ってるのと相手の思っているのとは違うんだと思いましたね。これからも積極的にバイアグラを使っていこうかなと思いますよ」

「『今度、また通販で手に入れたほうがいいかな?』って彼女に聞いたら『そうだね』って彼女即答してましたよ」
「でも、使ってなかったころより、今のほうが、スゴイ元気になってきた気がするしね。本当にスゴイED治療薬だなと思いましたよ」その後、ネット通販でバイアグラを手に入れた松下さんは、計画的に健康にバイアグラを使っているそうです。
松下さんの頭には今「彼女と結婚」という将来設計が芽生え始めているようです。